相続では現金や預貯金、債権、国債などさまざまなものが相続されますが、土地や建物などの不動産を受け継ぐことも多いものです。
相続した時点では、まだ名義は被相続人のままとなっていますので、名義変更が必要となります。
そしてこの名義変更を行う手続きを相続登記と呼びます。
いつまでに変更しなくてはいけないという期限はないですが、その後のトラブルを防ぐためにも相続登記は早めに行っておくのがおすすめです。
受け継いだ土地や建物を売却したくても、名義変更をしておかないと所有者として売却することができませんし、不動産を勝手に売約されてしまうなどのトラブルに巻き込まれる可能性もあります。
そして長く放置しておくと、さらに新しい相続が発生して、より相続が複雑化していくことも考えられます。
トラブルが発生するとその解決にも手間がかかることとなりますが、早めに相続登記をしておけばこういったトラブルも防ぐことができます。
自分で名義変更が難しい場合は法律の専門家に相談するのもおすすめです。