亡くなられた方が、土地や建物等の不動産を所有されていた場合に、その方の不動産の所有名義を相続する方に変更しなければなりません。
その手続きを相続登記と言うのですが、難しいと思いつい後回しにしてしまいがちです。
いつまでに手続きを行わないといけないという決まりはありません。
しかし、そのまま放置しておくと必要な時に損をする可能性があります。
例えば、原子力発電所の爆発事故の際に、家に住めなくなった時その地域の電力会社が不動産賠償を行うのですが、相続登記をしていないばかりに受け取れない事があります。
賠償は登記の上での所有者に対して支払われるので、その所有者が亡くなった父である場合実際に今住んでいる方には支払われません。
住んでいるのは自分なのに所有者の名義が違うだけで本来受けられる筈の賠償責任が受けられないのです。
また手続きせず放置しておくと、相続人もいずれ亡くなります。
そうなるとその方の親族に遺産が渡り相続人が増え、手続きが余計に面倒になります。
相続登記の大切さ
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